~昨日の続き~
渓流の岩魚釣りには、
副産物がある。
<山菜採り>
5月の山形、山菜が大量に芽をふいている。
川の両側に目をやると、まずコイツが目に飛び込んでくる。
<
タラの芽>
最近は、道の駅で普通に売っている春の山菜だ。
タラの芽と云うからには、タラの木があるのだろう。
タラ・・聞いた事がないのだが、冒頭の写真が
その木であり、その芽である。
トゲが付いており、変な木だ。
可哀そうな木とも言える。
毎年毎年、人によって、その芽を摘まれる。
一年に一回しか出ない芽を摘まれてしまう。
摘まれても摘まれても、芽を出す。
哀れである。
それでも、身長だけは、少しづつ伸ばしている。
もう積まないでネ・・とトゲで防備をしているのだが、
敵は軍手で、グイと掴み、芽を摘んでいく。
ならば・・と、脇の方から、芽を伸ばそうとするのだが、
敵は、それさえ目ざとく見つけてしまう。
タラは泣いている。
学校でも会社でも、
新人の芽は摘んではいけないんじゃなかったの?
山ではいいんかい!
しかも、岩魚釣りの
副産物っちゃ、どいうこっちゃネ。
堂々と、タラの芽一本で挑んでこんかい!
でかいタラの芽のテンプタ