<精米機>
街中に精米機ってあるよネ。
失礼、郊外や、農村に行くと、
精米機を置いてある所があるよネ。
100円を使うマシンだ。
あれは、
誰が使うのだろう?
と常々思っていた。
家にモミ米がある人って、そんなにいるのだろうか?
ところが、先日、その<誰>に、私がなってしまった。
「アンダ、この30キロ、精米しデきデね」
山形のヤクワさんのお母さんがおっしゃる。
30キロが何升にあたるのか、上手く計算出来ない。
何回分の食事量なのかも解らない。
頭を傾げながら、モミ米を、マシンの前に持っていく。
ドバドバと投入口に30キロの袋を空ける。
300円を入れる。
つまり、10キロ100円。実に解り易い。
時を待たずして、パラパラと見事にモミが剥かれた米が
出口からこぼれ出てくる。
マシンに
五分(ごぶ)とか、
七分(ななぶ)のボタンが付いている。
モミの剥ぎ方の、割合なのだろう。
精米した後に、糠(ぬか)が副産物で出てくる。
これも、持って帰る。
ヌカ臭くなりたいが為だ。
さあ、精米したてのご飯を炊こう!
精米したてのご飯を食べよう!
いただきまあ~す!
うまい!
水気をたっぷり含んだご飯だった。
これから、
小型のマイ精米機が流行るかもしれない。
イワナ焼き