<鯵(あじ)>
食べますよネ。
刺身であったり、タタキであったり、フライであったり、
干物であったり・・
日本人にとって、これ程馴染み深い魚もない。
で、上の写真だ。
海に釣り糸をヒョイと垂らしたら、
こいつがユラリと挙がってきた。
「君、身長は?」
『42センチです』
まな板に乗り切らないアジなんて見た事ある?
42センチの解らない方は、今すぐ朝日
新聞を持って来なさい。
第一面を両手で持ちなさい。
(なぜか命令口調になってる)
その
新聞の横幅が、40センチだ。
つまり、その幅より2センチ長いアジを想像しなさい。
想像出来ない方は、マジックで、朝日新聞に、
アジの絵を描きなさい。
頭のテッペンから尻尾の先までで、42センチだかんネ。
アジのカタチを思い出せなくて絵が描けないと云う方は、
今すぐ、スーパーに走りなさい。
3匹、286円のアジを買って来なさい。
幸いな事に、アジは、
大きくても小さくても、ほぼ同じ形をしている。
どうです・・描けましたか?
描けたら、そのアジを焼いたと思って、かぶりつきなさい。
ほうら、このアジのデカサが実感出来たでしょ。
42センチで驚いていてはいけない。
私は以前、
50センチのアジを釣った経験があるのだ。
食べた経験があるのだ。
言い換えれば、私は、
0,5mのアジを味わったのである。
(参照;2005、12月10日)