今日は、ミステリーゾーンの話です。
これまでアナタが生きてきた中で、
目の前から物質が消えた事があったですか?
今あったモノが、見えなくなった事があったですか?
あったですか?
「あったですか?」とすこぶる稚拙な問いをしている。
なぜこんな問いをしているかと云うと、
子供でも分かる様な状況で、モノが無くなる事があるのだ。
例;1
私は今、冷蔵庫を開けて、タバスコを取り出し、
そのキャップを捻った。手元が狂い、キャップを落とした。
(おおっとぉ)ゆっくりとキャップの行方を追う。
あれっ、確かこっちに行ったよナ。アレアレ?
おかしいナ、どこに行ったの?
コッチでもない、ソッチでもない・・
探す事・・10分・・
見つからない。何かが起こったらしい。
ミステリアスな事象にハマッタらしい。
例;2
私は、ネジ回しを持ち、木の板にネジを打ち込んでいる。
ツルリ・・(あっ、ネジが落ちた)
すぐに床を探す。
ん・・?今、確かにネジがカチンと音を立てて落ちたよナ。
私の足元に、落ちたよナ。
長さ2センチほどのネジなんだから、すぐ見つかるよナ。
・・無い。
どこにも無い。
執拗に探した。
・・無い。
例;3
駅で切符の自動販売機に100円玉を入れようとしていた。
ツルリ・・コインを落としてしまった。
(おっとと・・)
私は慌てていない。
だって、駅のタイルの上だ。
100円玉がどう転ぼうと、すぐに見つかるに決まっている。
ん・・?
どこさ行ったダ?
まだ、落ちて、3秒しか経っていないゾ。
どこさ行ったダ?
~~~ ~~~ ~~~
ミステリーである。
今、落ちたばかりの物質が、消えてしまうのだ。
恐らく、万に一つ、いや、十万にひとつの偶然で、
何かの隙間、あるいは
誰かの靴の下にくっ付いて消えたのだろうが、
その確率たるや、いかばくか。
そんな偶然が頻繁に起こるとは思えない。
なのに、この現象はしばしば起こる。
このミステリーを解明して下さる方はいないだろうか?
北京の地下鉄 2元チケット