≪ぶらさがりたい≫
基本姿勢である。
「なにが?」
ぶら下がる状態が基本姿勢であると、述べたのだ。
なあ~んか、身体が気持ち悪いなあ~と感じた時は・・
≪
ぶらさがりたい≫
「なぜ?」
ぶら下がると、身体が休まる様な気がする。
ぶら下がって懸垂をすると、身体が活性化する様な気がする。
「そ~んな奴、おらんやろぉ~」
いや、いる。
ここにいる。
ダーウィンの進化論が、たとえ間違いだったとしても、
猿に似て、
ぶら下がりを得意とした先祖を持つ、私はいる。
私は、ぶら下がってさえいれば、機嫌が良い。
「そ~んな奴、おらんやろぉ~」
いや、いる。
都会の公園で、じっと木の枝を見つめている輩に注目。
ぶらさがりたい・・
予備軍だ!
小学校の校庭に子供を送ってきたお父さんに注目。
ウンテイの鉄棒から目が離せない・・それは、
ぶらさがりたい・・
願望だ!
フィールドアスレチックに迷い込んだあなたに注目。
あなたは、迷い込んだのではなく、
吸い込まれる様にして、今、綱を握っているのだネ。
誰に誘われることもなく、木の棒を握っているのだネ。
それこそ、
ぶらさがりたい・・
現役だ!
そこで、あえて言おう。
もう、10年近くぶら下がっていないと宣言するあなた・・
随分前、ぶら下がった事があったでしょう?
気持ち良かったでしょう?
もしぃ・・もしだよ。
今、ぶら下がっても、
怖くなかったとしたら、
ぶら下がりますぅ~?