↑ この案内画を、とくと見て欲しい。
北海道の空港のトイレに、表示してあったモノだ。
残念ながら、男子トイレにはなく、女子トイレにあったモノだ。
「え~イシマルさん、女子トイレに侵入したんですかあ~」
ってねえ、馬鹿な質問するんじゃないよぉ。
我がイシマル探検隊の女子部の隊員Y子が、
女子トイレに忍び込んで、撮影してきたのだ。
(ん・・?
忍び込む必要はないか・・)
冒頭の写真を見てみよう。
この作画の3つの絵が、
してはいけない事を示している。
現代の日本人では、やりようのない動作を示している。
《そんなヤツおらんやろぉ》
と声が出そうな挿絵である。
ところが、この絵を描いておかなければならない状況が、
空港側にあったらしい。
便器の上によじ登る輩が、近年、現れたらしい。
頻繁に現れたらしい。
手書きの絵では間に合わないほどの頻繁さだったと思える。
ところが、私は、この注意書きが笑えない。
なぜか?
ふと、40年近く前のあの日を思い出したのだ。
まだ、
ニッポンに洋式トイレが普及していなかったあの頃・・
初めて、洋式トイレを目にしたけんじろう君。
(この物体は、なぜに上方に伸びているのだろ?)
腕を組んで、ジ~と眺めていたかと思えば・・やおら!
靴を脱いで、
よじ登ったのだ。
冒頭の写真の一番右を目指したのだ。
目指したものの、余りの心地悪さに、涙ながら挫折したのだ。
つい声にまで出して、ののしったのだ。
「こげなン使われん!」
今、ばっかじゃないのと笑ったアナタ・・
先ほど、《そんなヤツおらんやろ》と呟いたアナタ!
たかが、40年ほど前のニッポンは、そんなだったのですぞ!
そうか、当時西欧諸国では、日本人対策に、
同じイラストを表記していたのだろうか?