おお、この大きな湖は何だ?
摩周湖に背を向ける事、30分。
白樺の林を突き抜けると、その湖が顔を見せる。
<屈斜路湖> (くっしゃろこ)
車を止め、樹をよけながら
屈んで
斜めの
路を
湖岸まで降りていく。
おっと、びっくり!
今、自然に、書きすすめたら、
屈 斜 路 湖の漢字が次々と出現したではないか!
「そんなん、無理やりやろ」と思ったアナタ。
ほんだら、摩周湖で、無理やり書けますか?
<車のブレーキの
摩擦が激しく、
周回出来ず
湖に突っ込んだ>
ほうらね、無茶苦茶の文章でしょ。
屈斜路湖は、実に自然体の湖なのだ。
湖面に降りると、温泉があった。
<砂湯>
へえ~湖岸の砂を掘ると、暖かいお湯が湧き出してくる。
そこに足だけ浸ける。
いや、その気になれば、全身浸けたって構わない。
現に、全身浸けたであろう痕跡が、
砂の穴ポコとして残っている。
料金は取られない。
取られない代わりに、売店で、
<
日本一美味しいソフトクリーム>を買ってあげると、
喜ばれる。