寒い夜、暖房を利かせて眠ると乾燥する。
ほんじゃってんで、加湿器を掛ける。
暖房だとウルサイってんで、オイルヒーターの電源を入れる。
寝室は、今や、電化製品に席巻されている。
なんとか、節電しなければ!
<湯たんぽ> 復活!
子供の頃、一家にひとつしか、湯たんぽがなかった。
眠る順番に、ひとつの湯たんぽを布団に入れてゆくのである。
3人の子供の布団が温め終わり、
子供が寝付いたら、次は、両親の布団である。
羽毛布団のない頃の布団は、氷のように冷たかった。
温たまるまで、猫のように縮こまっていたもんだった。
湯たんぽは、暖房装置のない家庭には、必需品だった。
最近の湯たんぽは、金属ではないらしい。
こんなんでいいのか?
不安になるほど簡素な造りだ。
湯はこぼれないだろナ。
湯を入れてみる。
ふむ、暖ったかいを通り越して、熱いナ。
タオルカバーを巻きつけて、布団に放り込む。
待つ事、30分。
おほ~暖ったけえなあ~
想像していたより、遥かに暖かい。
いや、オコタ全開の感がある。
このままでは、熱くて眠れないな・・
などと言ってるまに、コトンと眠りについた。
さて、問題の朝方だ。
8時間後の、湯たんぽやいかに!
おお!
なんたる事か!
まだ、暖ったかいではないか!
こんなにも、
お湯と云うものが、
お湯として長持ちするものなのか!
こりゃ、布団だけで使用するのは勿体ないゾ。
オコタでも、充分機能するナ。
勉強机の脚元は、コレで決まりだ。
ふむ、ちょっと待てよ?
電気アンカの電気代と、
湯たんぽの湯を沸かす電気代は、
どっちが、安いんだろう?
っと、ここまで書いていると、何やら右膝が痛い。
パジャマをメクッテみた。
ヒエ~
膝に、水ぶくれが出来ている。
これって・・
低温やけど?
湯たんぽのカバーが、外れていたのだ。
湯たんぽの、低温やけどには気を付けましょう!
それにしても、湯たんぽの、<
たんぽ>って何だろう?
おお~い、アロエの葉っぱを千切ってきてくれ~!