<アバター>を観に行った。
一緒に行ったのは、ツカちゃんだ。(2009;5月16日参照)
チケットを購入し、館内に入ると、満席だ。
後方の指定座席に座った。
ここで、ツカちゃんの苦悩が始まる。
ツカちゃんの前の席の男性の背が高い。
少し高いのではなく、かなり高い。
立ちあがったら、頭ひとつ抜け出るだろう。
従って、座っているのに、
頭ひとつ抜け出ている。
アバターの3D映画が、始まっているのに、
画面下方が部分的に見えない。
ツカちゃんの身体が揺れる。
ただし、ラッキーだったのは、
ツカちゃんは、字幕を読まないのだ。
<TOEIC>(トイック)なるものを知っているだろうか?
世界基準の英語検定試験である。
その試験で700点以上を軽くクリアする英語通だ。
700点が、凄いのかどうか、私は知らないのだが、
「ほお~凄いな!」
と感心してもいいそうである。
さて、字幕は必要ないのだが、画面の
中央下部が、
バレーボール大の大きさ隠れているのだ。
映画というのは、
その部分に重要な要素が込められていたりする。
二人が握手すると、その部分が見えなくなる。
主人公が何かを発見して、それを見ている場所がソコだ。
肝心な場所、つまり、
肝臓と
心臓のある場所と言ってもいい。
そこが、見えない。
ツカちゃんの身体が揺れる。
只でさえ、アバターの映画は、
3Dで、揺れまくっていると云うのに、
ツカちゃんの身体は、座席から、はみ出して揺れている。
激しい3D揺れだ。
映画館を出るなり、ツカちゃんがつぶやいた。
「前のアバター大きかったネ」
ツカちゃんと地蔵