<シートベルト好きですかあ~>
まあ、好きな人はいないよネ。
でも
するよネ。
自分の安全は自分で守んなきゃネ。
車に乗ったら、すぐカチャリ。
もう殆ど、習慣だネ。
さあ、その習慣が習慣ずくと、他の交通機関でも、
習慣が顔を出す。
<新幹線>
自動車より、遥かに速い新幹線。
その座席に座るやいなや、右手がセワシナク動く。
右後方を、グルグル回している。
右手は、何故か、
シートベルトを探している。
探したあげく、ハッと気づく。
「そうか、無いんだ・・新幹線・・」
そして、つぶやく。
「したいんだけんど、ボク・・」
この時に、気付くのだ。
私は、
シートベルトに絡め取られてしまっている。
言い方を変えよう。
私は、
シートベルト無しではいられなくなってしまっている。
自分がイスに座って、動力で動かされる時には、
シートベルト無しでは、不安でしょうがない。
なんと、この気持ちは、エスカレートするらしい。
<バス>
一応、気になる。
右手は、ベルトを探している。
<オートバイ>
マタガッタ瞬間に、右手は、空をかいている。
<スキーリフト>
わが前面に降りてくる金属の
バーを、思いっきり握り締める。
むしろ、シートベルトの原点を、このバーで実感する。
おっ、ここまで、書いていて、正解を見つけたかも・・
シートベルトの原点は、スキーリフトのバーだったのだ!
怖くない・・と人が感じる事が、大事だったのだ。
ふむ・・
追記;
スキーリフトは、単独で乗るより、
二人で乗る方が、バーの隙間が多くて怖い。