はい、アナタの目の前にパソコンがありますネ。
その画面を見てますネ。
では・・パソコンと云う器械の
中身はどうなってるでしょう?
見た事ある?
私はない。
見たい?
私は見たい!
っと、その前に、
テレビの中身を見た事ある?
私は、ある。
とはいえ、ブラウン管テレビの頃だ。
裏を開けてみると、ほとんどが、ブラウン管で占められており、
それ以外は、空間であった。
電気紙芝居と呼ばれた時代もあったのだが、
紙芝居の方が、
中身は詰まっている仕様と言える。
複雑なマシンを期待していた私は裏ぎられた。
テレビは
見かけだおしだった。
冷蔵庫と洗濯機も開けてみた。
モーターがあるばかりで、面白くなかった。
ずうたいの割りに、腹を割いたら、内臓の少ない、
ヒラメに似ている。
その点、自動車は感心させられる。
ボンネットを開けると、ぎっしりとマシンが詰まっている。
ズシリと重量感のある複雑なハガネが、
様々姿で、詰め込まれている。
箱庭の好きな日本人好みだ。
そこで、パソコンである。
こいつは、分解するのに勇気がいる。
勇気のない私は、友人の勇気にかけた。
勇気ある友人は、ドライバー一本で、簡単に、
裏を剥がしたのだ。
それが、下の写真である。
ふ~ん、パソコンも
見かけだおしだった。