はい、上の写真をじっくり見てください。
東武日光駅の売店にあったカンバンである。
何か気づきました?
気づいたアナタは、椅子から転げ落ちて下さい。
アゴを、がくがく言わせて下さい。
マブタを手のひらで、ごしごしこすり、
そのモノを指差して、口ごもって下さい。
「ジュ・・ジュゥ・・ゴ・ゴ・・」
日光埋蔵金弁当
157500えん
何ですと!
弁当が一個、15万円ですと?!
「いえ、7500円、消費税もついてます」
うるさい、端数はええわい!
1万5000円でも、びっくりしてひっくり返るってのに、
どぎゃんこつネ?
何を入れたら、そげな値段になるんネ?
何を食べたら、そげなお金を払わんといかんのネ?
何が、悲しくて、そげな値段の弁当を注文するとネ?
「それはですね、
入れ物が高いんです」
『はっ?』
「こちらの、
日光彫りの箱が、15万円します」
『へっ?』
「全部の箱を合わせると、18万円になります」
『ひっ?』
「で、中身の食材が、4万円します」
『ほげっ?』
「つまり、お得になっております」
『ほお~お得なんだ!』
「随分、お得です」
『注文する人、いるんだ?』
「ええ、喜ばれております」
『お得で・・』
「随分、お得で・・」
え~と、アナタが注文したくなったら、
<日光埋蔵金弁当>で、検索してね。
ワシ、責任持たんかんネ。
ただ、日光彫りは、値打ちモノだかんね。
随分、お得だけんネ。