映画<南極物語>
タロとジロのお話である。
実話なので、ご存知だろう。
なぬ?知らない?
南極越冬隊員と共に、南極に渡った犬が、
南極に置き去りにされた話だ。
置き去りにするしかなかった当時の、
越冬隊員の葛藤もさることながら、
置き去りにされた15頭の犬たちの運命やいかに・・
いかに・・なんて悠長な気象は南極にはない。
マイナス50度が当たり前の厳冬期に、
いっさいの食料もなく、放り出された犬たち。
そして、冬が過ぎ、次の南極隊が、昭和基地に赴くと、
そこに、あまりものドラマが待っていた。
二匹の犬が生き延びていたのだ!
タロと
ジロ。
どうやって生き延びたのか、誰も知らない。
なぜ生き延びられたのか、誰もわからない。
わかる事は、タロとジロが、生きてそこにいる事実。
この話は、私の世代では有名な感動話であり、
映画になった時も、涙を禁じえなかった。
ただし、あまりものノンフィクションな為、
現実感がなかった。
そんな今日この頃・・・
大王こと、後藤ひろひと氏が、北海道は札幌から、
とんでもない写真を送ってきた。
「剥製で~す」
なんと!
あの英雄タロとの記念写真を撮っているではないか!
タ・タ・タロは、
剥製になっていたらしいのだ。
ん・・?まてよ・・?
この剥製は、
タロでよかったっけ?
それとも、
ジロだっけ?
そういえば、
この映画はアメリカでリメイクされたんだよネ。
「イシマルさん、それは、<忠犬ハチ公>でしょ」
ホッキョクグマの寝方