これは何でしょう?
もしアナタが、この質問に、
<大砲>と答えなかったとしたら、アナタはヒネクレ者です。
割り箸を見て、「ディス イズ アペン」
と言うでしょう。
コレは、誰がどう見ても、大砲である。
「コレ大砲ですよネ」
『いいえ』
いいえと応えたのは、<
浜松楽器博物館>の案内板だ。
案内板の説明を鵜呑みにすると、
楽器なのだそうだ。
恐らく、左側に縄を巻いてある部分を叩くと、
右の穴から、大きな音が響くと思われる。
叩いてみようと考えた私を見透かすかのように、
叩くなと書いてある。
楽器博物館なるものが、あるとは知らなかった。
まあ、何にでも博物館が存在するのであるから、
楽器にあって不思議ではない。
ところが、入ってみると、声を出して驚いた。
まず、広い!
その広い空間に大量の様々な楽器が、所狭しと並べられている。
東南アジア系から、ポリだのミクロだのネシアン系、
ヨーロッパは勿論、南北アメリカ、果ては日本。
よくも集めたり!
しかも、その時期のイベントも催している。
私が行った時は、
バンジョーだった。
100人がいっぺんに弾いても大丈夫なほどの、
バンジョーが陳列してある。
ああ、もうおなかいっぱい!