先日、カマクラを造った。
数日経った。
上の写真のようになった。
造った当初は、綺麗な白だった。
しかし、雪を集める段階で、
枯れ葉や、ゴミを一緒に運んでしまったのだ。
雪は、次第に蒸発しながら溶ける。
けれど、
枯れ葉やゴミや土は溶けない。
当然の如く、カマクラは
こげ茶色のゴミの山になる。
「見るも無残!」
つい口に出したくなる。
まだ原型を留めていたので、内部に入ろうとしてみた。
内部を見て、驚いた。
中も、
見るも無残だったのである。
こんな当然のカマクラのあり方に気付きもしない、
南国生まれのおバカである。
「雪をなめたら、あかんぞ」
雪国の方に、指さされそうである。
さらに、ほおって置いたら、
黒いカマクラになった。
まるで、ご飯を炊くお釜をひっくり返したみたいだ。
ん・・?
カマクラの
カマって、
釜かな?
だとしたら、私の行為はあながち間違いではないかも。
・・た、たぶん、あながち間違いだろう。
ここはひとつ、雪国の方に、こうべを垂れたほうが、
賢明だな。