「イチ、ニッ、サンッ、はい、パクっ!」
今、食事中に、ソーセージが落っこちたのだ。
床に落っこちたソイツを拾って食べる。
「1,2,3」
コレって、する?
するよね。
最近の日本男子女子、もれなくするらしい。
やんごとなきお方まで、するとの情報もある。(?)
床どころか、キャンプなどでは、地面に落ちた肉を、
「イチ、ニッ、サンッ」
さすがに、椅子に背を伸ばして食べるレストラン系では、
しないらしいが、
駅前、団体、パーティ系では、当然の如く、
「1,2,3」
さあ、そこで、考察だ。
この行動は、
「3つも数えれば、もう汚くないよ」
という、《人類すぐに忘れる理論》に基いていると思われる。
「ほうら、汚くないよ~」
強調しているように、思われる。
これはこれで正しいのだろう。
しかし、BUT、ほんじゃけんど!
私は、この理論に意を唱えるのである。
この理論の欠点は、コレだ。
「3つ以上、時間が経ったらどうするの?」
たとえば、
土の上にボトっと落ち、10秒ほど時間が経過した肉塊を、
アナタは拾って、食べますか?
食べると答えたナカヒラ君は、今、どっか行っていて下さい。
「うん、おいらも食べるヨ」
と答えたアナタ。
1分以上だったら、どう?
要は、タイムなのだ。
「1,2,3」
が我々にとって、最短のタイムなのだ。
それ以上経過すると、食材として、
《汚れる》
がまんが出来ないレベルで《汚れる》
つまり、「1,2,3」と唱えながら、
その実は、
いち早く拾い上げる努力をしているのだ。
汚れる事を嫌っているのだ。
さっきの理論は、
《汚れても食べる》
しかし、私の理論は、
《汚したくない》
さあ、
この違いに気づいたからには、明日から、
言い方を変えましょう。
あっ、落ちた。
「イチ、ニッ、サンッ・・シぃ・・ゴ・・・ロ・・・
中華街のお雛様 横にブタさんがいる