今年は、杉花粉の当たり年らしい。
<当たり年>などという、
どちらかというと
喜ばしい表現をした途端、
花粉症の方から、袋叩きに合いそうだ。
イシマルは、ソレないです。
花粉症、ないです。
能天気にないです。
先日、丹沢の山の上にいた。
箱根方面を眺めていた。
山並みの合間から、
なにやら
蒸気のようなモノが立ち登っている。(上写真)
「野焼き?」
「温泉?」
「水蒸気?」
「少し・・
黄色くない?」
えええ~ひょっとして、
杉花粉が飛散してるのお~?
悲惨~~ん!
(ダジャレたりすると、又、叱られるな)
隊員3人は、花粉症である。
私以外、全員が花粉症の症状をまきちらす。
ブッショォ~~ン!
グジュグジュ・・
涙いっぱいに浮かべて、鼻声で喋っている。
まるで私が、山岳シゴキで虐めているみたいじゃないか。
「ふん、イシマルさんも、そのうち症状出るよ」
そのうち出るよ、出るよ・・と言われ続けて30年。
まだ出ない。
ここまで出なかったら、生涯出て欲しくないのだが、
「そう言ってた奴が、
ついに出たんだなあ~」
などと、嬉しがる花粉症患者もいる。
「じじいになったら、花粉症も治るらしいよ」
新理論を振りかざしていたナカヒラ君も、
今年は、ぶり返したらしい。
だから、慰めの言葉をかけてあげた。
「じじいじゃ駄目なんじゃない。
クソじじいにならなきゃ!」
江ノ島 遠景