鯵の国の王様になろう!
どひゃー!!
四六時中、鯵がまわりをとり囲んでくれる。
ご機嫌をとてってくれる。ちやほやしてくれる。
『ワタシを食べてください』と、その麗しい身を投げ出してくれる
「よし!<刺身>にしてつかわそう」
「そちは<塩焼き>なるぞ」
「そなたは<タタキ>じゃ」
「お前は、<なめろう>」
「ほう~、そなたは<酒蒸し>がお似合いじゃ」
・・・あーしあわせ
天の声「えっ?そんなもんでいいんかい」?
謙二郎「いいのです」
好きなんです、鯵さまが・・・。
と・・なると、当然ご近所の<鰯の国>からご一行様が挨拶にきますわなぁ
ついでに貢物とばかりに、金太郎鰯・丸干し・目刺・・・なんていうもの差出しますわな・・・
あー、幸せ
天の声「ホントにそれでええんかい?」
謙二郎「ええのです」
おっと!!それを聞きつけた光物の帝王<秋刀魚軍団>が
大軍勢でのりこんできますな
大根おろしにカボスなんかしょってたりしますな
中には、王様に恋こがれて、もう半身くらい焼け焦げていたりしますな
・・・たまりません。
天の声「鯛やヒラメは舞い踊らなくてよかとですか?」
謙二郎「よかですたい」
さあ大変です!!!
そうなると黙っていられないのが、ヒカリモノのスパースター
<鯖さま>の出現です
♪~鯖さまのおなーりー・・/ドンドン(太鼓)
とうとう、ヒカリモノ四天王のそろい踏みです。
あー何たる幸せ。
ヒカリモノにチヤホヤされたい