先日、<地震、雷、火事、オヤジ>の話をしたら、
なぜそこに、コレが入らないのかと、
抗議の声を挙げる友人がいた。
《カミサン》
ふむ、韻を踏めば、
雷、火事とくれば、カミサンで
<カ>繋がりとなり、万々歳だ。
ふ~ん、
カミサンが怖いという風潮は、
いつの間にか定着してしまったようだ。
ちょいと年がいくと、
カミサンが美しいとは、誰も言わない。
カミサンがいとおしいとも、誰も言わない。
それでいいのか!
ドン!(机を叩いた音)
昨今の日本人は、「カミサンが怖い」と言えば、
会社で認めて貰えると思っている節がある。
「いえ、部長ぉ、うちのカミサンにそんな事言えませんヨォ」
「ほんじゃ、カミサンの許可があったら、伺いますぅ」
「えっ?カミサンも呼ぶんですか?あ~それは・・どうかなぁ」
それでいいのか!
ドン!
(マウスにも、ちょっと触れて、ひっくり返った)
カミサンはカミサンで、娘と結託して、
「パパは臭い」とか言わせている。
「洗濯別々!」とか言わせている。
それでいいのか!
ガン!
(振り上げたコブシが上の灯りに当たった)
確かに、昔のオヤジ達は横暴だった。
カミサンの意見すら聞かなかった。
だからといって、復讐のように、
大逆転するのはいかがなものだろうか?
コン!
大きく逆転すると、振り子のように、
更に大きく逆転してしまうかもしれないんだゾ。
オヤジが、アゴ細くて、シュンとしている時代は、
今だけかもしれないんだゾ。
あんまりイジメていると、
超人ハルクのように、復活するかもしんないゾ。
ガルル!
そう云えば、超人ハルクは、3倍くらいの大きさに膨れて、
上半身の服はバリバリと破れるのに、
履いてるジーパンだけは、破れなかったなあ~
ジーパン会社がスポンサーに付いてたのかなあ?
伸びるジーンズってのも、有ったしぃ。
世のカミサンは、だんなに訊いてみるがいい。
「アナタ、超人ハルクになるの?
ならならいつ?」