<木喰い> (きぐい)
果物は何でも、木喰いが美味い。
木喰いとは、呼んで字の如く、
木に成っている果物を モガずに食べることである。
ちなみに、木喰いなどと云う言葉はない。
私がかってに、ほざいているだけだ。
例えば、昨日のプラム。
勿論、木喰いさせて頂かせた。
そもそも、 木成りの果物は、美味い。
木成りとは、木で熟したモノを指す。
スーパーで売っている果物の大半は、
青いうちに収穫したものを、出荷している。
熟し方が違うので、美味しさのレベルが違うのだ。
ちなみに、木成りという言葉はあるらしい。
私がかってに、ほざいているワケではない。
では、これまで、木喰いした果物を列記してみよう。
<りんご>
岩手と、秋田で、木喰いした。
どうしても、手を使わざるを得なかった。
<梨>
20世紀梨を、京都府の丹後半島で、木喰いした。
これは、何とか手は使わなかった。
(*別に、木喰いに手を使うかどうかの規定はない)
<みかん>
愛媛と大分で、かぶりついた。
皮は、かぶりつく前に、剥いた。
スジは取らなかった。
<柿>
福島で、木喰いした。
やや熟し始めていたので、それはそれは、
ケーキを食しているかのような・・
<イチゴ>
ついこの春、イチゴ狩りに、ビニールハウスに入り、
木喰い連発で、むさぼり食った。
<いちじく>
こいつはやっかいだ。
天然モノは、小さな虫くんがいるケースが多いので、
気をつけながら、木喰いせねばならぬ。
<ビワ>
木喰いして美味いモノの筆頭にあげられる。
皮は、あらかじめ剥いておこう。
盗みビワの場合は、木喰いする暇がないので、
木喰いは、許可を得た木でやろう。
<トマト>
木喰いというより、つる喰いなのだが・・
おまけに、野菜じゃないかとの声もあるのだが・・
トマトは、木喰いがとても美味いので、列記。
<さくらんぼ>
実に、贅沢な時間であった・・
<ブルーベリー>
さくらんぼと並んで、
名前の横に《狩り》の文字をつけて、
ハウスの中でいただく。
200個ほど、木喰いができる。
<ぶどう>
福島の川べりを自転車で走っていたら、
ぶどう棚があった。
じ~~~と眺めていたら、収穫中のおじさんが、
ホレっと、一房くれた。
木喰いではなかったが、上からぶら下げて食った。
そうか!
木喰いの原点は、ぶどうの食べ方にあったのか!
《上からぶら下げて食う》 「もってケ、ブドウ」
by ishimaru_ken
| 2011-07-08 04:50
| その他
|
|
|