アナタはこれまで、
ジャンケンで何連勝した経験があるだろうか?
「ジャ~ンケ~ン、ポンッ!」
ジャンケンのトーナメント戦が行われたとすると、
3連勝すれば、7人に勝った計算になる。
で・・今、電卓を叩いてみた。
世界中で、ジャンケントーナメントが行われたとすると、
いったい何連勝すれば、世界一になれるでしょう?
今日は、答えをすぐに言っちゃうヨ。
《33連勝》
その人数は、
85億8993万4592人
たかが、33連勝で世界一なのだ!
現在の地球上にいる人間が、全員参加のジャンケン大会をする。
トーナメントで戦う。
すると、必ず、一人の勝者が現れる。
必ず現れる。
もいっかい言う。
必ず現れる。
その人は、自分が、33連勝した事実に非常に驚く。
驚き過ぎて、目を白黒させ、泡まで吹くかもしれない。
白黒させようが、シャボン玉吹こうが、
その人は、
必ず存在する。
これが、数学の絶対値だ。
そこで、ジャンケンを更に続けてみよう。
地球以外の宇宙人にジャンケン大会を広げてみる。
人数は、<兆>を遥かに超え、<京>の単位もふっとび、
京の数京倍の人数で、ジャンケン大会を行ったとしよう。
さあ、どうなっただろう?
「え~私、チャンピオンなんですかぁ~!」
必ず連勝して勝つ方が現れる。
さあ、アナタにも解かりましたネ。
たとえどんなに人数が増えようとも、
ジャンケントーナメントをやる限り、
必ず勝者がいるのだ。
1億連勝するヤツは、必ずいるのだ。
1兆連勝もいる。
連勝は延々、永遠に続く。
さあ、ここで、問題が生じる。
連勝が続くと、
裾野は、とんでもない数値で広がってゆく。
なんせ33連勝で、85億を超えているのだから・・
いったい、いかほどの人たちのジャンケンが・・
しかし、数字はウソをつかない。
どこまでも裾野は広がる。
2の倍数で広がる。
えっ、もう頭がウニになってきたって?
ふふふ・・
夏の夜・・
眠れなくなったら、羊など数えるのはやめて、
宇宙ジャンケンをやりましょう。
「え~と、今、東京ドームいっぱいだから・・次は・・」
雲海に浮かぶ富士山