ギャンブルの話をしよう。
「え~?イシマルさん、違法じゃないんですかぁ~?」
ほだよ、んだから、公営ギャンブルの話をしよう。
アナタが競馬に、魅惑されているとする。
競馬場に赴いたり、ネット参加したり、
お金を賭けている。
さあ、そこで、アナタが
最も反省する瞬間はいつ?
答えを最初に、言っときましょう。
《勝った時》
「1-3だあ!やった!取ったゾ~~」
1-3に、5千円を投資し、倍率が10倍だったので、
5万円になったと、喜んでいる。
すると、本来なら、ここで大喜びする筈だ。
ところが・・・
彼は、後悔しているのだ。
反省しているのだ。
「
あの時・・なぜ・・・」
実は、彼は、このレースで、
他にも、馬券を買っていたのだ。
1-3 5000円
1-5 3000円
3-1 3000円
5-1 2000円
計 13000円
「絶対に、1-3だと思ったんだよネ。
でもさ、ひょっとして、その裏番号が来るかもって、
思うじゃん。
5も来るかもって思うじゃん。
でもさ、絶対1-3だと思ったんだよ!」
彼の、後悔の原因を検証してみよう。
絶対に1-3だと信じていたなら、
1-3に、全額13000円投資すれば良かったのだ。
すると、13万円の儲けだった。
現実は5万。
差し引き、8万円。
つまり、彼にとっては、
《8万円損をした》と悔やんでいるのである。
「ああ~8万円損した」
せっかく、儲けたにも拘わらず、肩を落としているのである。
「ああ、あの時なぜ、自分が信じられなかったのだろう?」
ギリギリで、オサエの番号を買った自分が許せないのである。
5万円儲けた事実を忘れて、
8万円失った自分の反省会で明け暮れているのである。
「
あの時・・なぜ・・・」
本日の教訓;
<人は、勝った時にこそ、反省する動物である>
クルミ飲実