アナタがキャンプ場に着いたとする。
「炭を熾してくださいね~」
指示されたとする。
さて、何分で熾せますか?
まず、私の場合の答えを言っておこう。
<15分>
ふ~んと、感心もなにもしなかったアナタ。
炭を熾した経験がありませんな。
ええ~~!っとビックリマーク付きで驚いたアナタ。
アナタの驚きは、正しい。
炭は、頑張っても、熾るのに、1時間かかる。
着火剤なるものが、売られているが、
アレを使用しても、きちんと炭が熾るには、
45分以上かかる。
それを、15分で熾そうというのだから、
今日は、その秘儀を聞いておくべきだナ。
用意するものは、
七輪である。
キャンプ用品売り場に、あまたあるバーベーキュー用の、
肉焼き器は、
炭熾しに、1時間かかるレベルである。
ここはひとつ、
昔からある七輪を用意する。
七輪の一番下に紙を一枚。
その上に、松の枯れ小枝を数本敷く。
その上に、安い値段の炭を3~4個置く。
さらにその上に、値段の張る炭を3個ほど置く。
炭の置き方は、その木が元々生えていた状態にする。
つまり、繊維の向きを縦にする。
空気が通りやすくするのだ。
いざ、着火。
空気穴を全開にし、その穴に、コレを置く。
<乾電池式、空気ポンプ>
ホームセンターで980円
ゴオオオオ~~~!
一気に、燃え上がる。
15分間、燃やし続ける。
空気穴を風上方向に向けることも、お忘れなく。
七輪の威力やいかに!
先人の考えた知恵は、現代人を驚かす。
キャンプで、炭を大量に燃やしている諸君!
七輪なら、
10分の1の量で、
美味しい肉が焼けるヨ。
いったん火が熾ると、
3時間は遠赤外線を出し続けてくれるでヨ。