私のウインドサーフィンは、津久井浜がメインである。
津久井浜とは、神奈川県、三浦半島の東京湾側である。
そこに、ウインドショップがある。
<ティアーズ>
イシマルは、その店の、
ライダーである。
ライダーが分らない方の為に、説明しよう。
ライダーとは、非常に大きな言い方をすれば・・
アイルトン・セナは、
F1マクラーレンホンダのライダーだった。
ベルガーは、フェラーリのライダーだった。
そこで、非常に小さな言い方をすると、
イシマルは、ティアーズのライダーなのだ。
そのティアーズで、今はやりなのが、
ボート釣り。
ショップが持っている船がある。
ちっちゃな舟だ。
その舟を、エンジンぶるぶる言わせながら、
東京湾に進みでる。
狙いは、<イナダ>である。
各々、ルアーを流す。
たらたらと走る小船の後ろに、小魚ソックリの
疑似魚を引っ張る。
いわゆる・・トローリング。
この時期、東京湾の入り口にあたる、三浦近辺は、
ブリの子供達で、賑わっている。
腹を空かしたイナダたちが、ウジャウジャ泳ぎ回っている。
そこに、小魚ソックリの擬似ルアーが流されるのだから、
イナダくんには、たまったもんじゃない。
一も二もなくとびつく。
ガキョ~ン!
竿がグンニャリ曲がる。
今夜のおかずが、ヒットしたのである。
釣りとは、
《釣れる時もあれば、釣れない時もある》のが、
釣りの定めであるぞな。
ところが、ティアーズの舟に関しては、
ハズレが無い。
釣り用語における<ボウズ>が無い。
必ず、釣れる。
必ず、
夕食が約束される。
待ち望んだ刺身が、どうぞと差し出される。
アナタは、箸を持ち、ビール片手に待っていればよい。
ツバメの幼子のように、口を大きく開けて、
「イナダ~!イナダ~!」
黄色い声を出していればいい。
♪~秋の夕陽に、照るぅイナ~ダく~ん~♪
本日の釣果 イナダとサバ