「ココ、どっちに曲がるの?」
『
右!』
っと、言って助手席の人物が指差したのは、
左だ。
世の中には、
右と左を間違う人がいる。
指は、右を差しているのだが、
口から出た言葉は、左だ。
その方は、間違っているわけではない。
その方の中では、我々が認識している<右>は、
<左>なのだ。
100パーセント反対側だと、感じている。
だから、とっさに方向を尋ねられると、
間違えてしまう。
ゆっくり考えて答えれば、我々の正解を答えられるのだ。
自分が思っている反対を言えばいいのだから・・
「上下は間違えないの?」
『大丈夫』
「前後は?」
『ありえないでしょ』
左右だけ、認識が間違っているのである。
こんな方は少なからずいる。
アナタのすぐ近くにもいませんか?
えっ、アナタがそうだって?
それはそれは・・ご苦労なさってますねえ~
「どっち?」
『右!』
こんな場面に遭遇したら、言葉を無視して、
その人の
指を信じて行動しよう。
左を差している