男性に限定して、お話をしましょう。
アナタのズボンのポケットについてだ。
アナタは今、会社の会議中である。
部長が、アナタのプロジェクトをののしっている。
アナタは、ただただ、お叱りを受けている。
そのときだ・・
机の下で、
アナタは、右手をポケットに突っ込んでいる。
ポケットの中には、どこかで貰ったお釣りが入っている。
小銭が入っている。
その感触をアナタの右手の指が、なぞっている。
(この肌触りは、10円玉だな・・)
(この軽さは一円玉だ・・)
(おっ、穴があいている、5円玉だあ~)
(いや、50円玉か?)
ふっと、気付くと・・・
ガミガミ、くだくだ、
部長の叱りは限りない。
んっ!
アナタの指から信号が送られた。
ポケットの中にある硬貨の合計が、検出されたのだ。
<167円>
指の感触だけで、硬貨を判別できたのである。
100円玉と10円玉の違いを、判別できた。
しかも、判別しながら、数えられたのである。
さほど、アナタの指感覚はすぐれている。
すぐれた指が、アナタのストレスを拭い取ってくれる。
ただし、
ポケットに手を入れている事を気付かれないように・・