我々は、
爪が無いと生きていけない時代に生きている。
「なんじゃソレ?」
と思った方は、今すぐ、携帯の充電の為に、
プラグの差し込み口を開けてみるがいい。
あのフタは、爪が無ければ、開かない。
「携帯は充電器に置くだけだから・・」
と口を尖らせた方は、今すぐ、
使いかけの、ピリっと破ったビニールの袋を開けるがいい。
あの2枚が閉じたビニールは、爪が無ければ開かない。
マウスの電源を入れるポッチを、爪無しで、動かせるかな?
ネックレスを外そうをしたアナタ、爪無しで外せるかな?
ペットボトル系のキャップを覆っている、
ミシン目の点々が入ったヤツは爪が無ければ、破れない。
「ここから開けなさい」
と矢印がある、DVDの開け口の赤いキッカケは、
爪でしか、
ほじられない。
同じく、ガムも、チョコレートも、フリスクも、
開け口のキッカケは、爪が頼りだ。
カップ麺のビニールを剥がすのに、爪が活躍している。
恐らく作ったメーカーも
「爪で剥がしなさい」
と指導している筈だ。
こんな実験をしてみよう。
今日一日、アナタの爪にテープを巻いてみる。
果たして、生きていけるだろうか?
大袈裟だと思いますか?
寝る前に、実験を検証してみるがいい。
財布から、カードが取り出せましたか?
テーブルの上にある紙(書類)を、拾えましたか?
ばんそうこうを剥がせましたか?
何より、ポリポリ・・
頭をかいた時、気持ちよかったですか?