「ガスが結婚するんだけど、結婚式行く?」
友人から電話がかかる。
ガスってのは、ウインドサーファーの友人である。
17年来、ウインドやったり、お酒を呑んだりと、
共に、遊んできた45才になる男である。
そりゃめでたいわナ・・と出かけた。
会場に着いて、ふと名前の欄に違和感があった。
「ふむ、ガスじゃないんだ、ヤツは・・」
名前がちゃんとあった。
名前がちゃんとある事に、思いが至ってなかった。
17年間、ガスと呼ぶことに慣れていたセイで、
ガス以外の 正式な名前があるなどという、
基本的なことに、思考が進まなかった。
これまでも、そんな友人はいた。
愛称だけで呼ばれている友人はいる。
しかし、なんやかんやで、名前は知ってしまう。
誰かが、その人物を大声で呼んでいたり、
レースに出たりすると、名前を記載される。
しかし、ガスのことを誰かが大声で呼んでも、
ガスゥゥ~!!だったのだ。
ゆえに、なんの疑問すら抱かず、
奴はガスだったのだ。
私としては・・知人の名前を知った、
《最長不倒時間》が樹立された。
ガスのおかげで、17年・・と。
ん・・?
ガスって、職業なんだろう? なぜか、結婚式場に、アヤシイいでたちでいる私
by ishimaru_ken
| 2012-01-31 07:21
| その他
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