《知ってる人には、知ってる事があるらしい》
もの凄く哲学的な始まりをしてみた。
では、アナタは、
ラップの引っ付き方を知っているだろうか?
食べ残した器に、ラップをかぶせようとする。
ビリッ
器の倍ほどの大きさのラップを、かぶせる。
っと、そこまではいい。
これから、この器は冷蔵庫にしまわれる運命にある。
という事は、ラップは、
器の上面を完全に密封しなければならない。
(ん・・?アレっ、くっ付かないゾ?)
器によって、ラップがくっ付かないモノがある。
それは、陶器だけとは限らない。
プラスチックであったり、金属製であったり・・
なぜ?
理由がわからないのは、いいとしても、
くっ付かないモノの
パターンが分らない。
似たような陶器でも、くっ付くモノと、
くっ付かないモノとが存在する。
金属も、しかりである。
ラップをかぶせてみて、初めて気付く。
「なんやオマエ、くっ付かへんのかい!」
普段使わない関西弁で、文句を言う。
しようがないので、緊急避難として、
器の周りに、水をつける。
ピチャピチャ
すると、一応くっ付く。
途端、不安になる。
冷蔵庫の中で、この水分が蒸発したら、
はがれるのだろうか?
さあ、アナタはこの問題を、
とっくの昔に解決しているのだろうか?
つまり、《
知っている》のだろうか?
知っている人にとっては、
くだらないくらいに知っている事柄なのだろうか?
知らない私には、
くだらないくらいに知っているアナタに、
ご教授を願いたいのだが、
もし、私が知ってしまうと、突然、
《くだらないくらいに知っている》と、
鼻高々になるのだろうか?
ソファにのけぞったりするのだろうか?
鯖寿司をラップでくるんで売っているスーパー(大分市)