テストです。
アナタに、○か×を、書いていただく。
「
手のひらと、
手の甲は、どちらが敏感でしょうか?」
さあ、ここで、アナタの手を、とくと眺めてもらおう。
次に、右手の手のひらで、左手の甲をさすっていただこう。
どっちが、敏感だった?
答えを私が言おう。
解かる筈がない。
両手を脳が判断している限り、
右も左もない。
そこで、次の実験をしよう。
この実験で、アナタの皮膚感覚が試される。
今日は、心して、実験に参加して頂きたい。
<心して>と云う限りには、
ゴクンと唾を飲み込んで、心して頂きたい。
まず、縫い糸を用意する。
それを、部屋の天井あたりから、タラリと吊るす。
吊るし終えたら、長袖のTシャツを着て、
部屋の明かりスイッチにむかう。
スイッチを切る。
途端、真っ暗になる。
アナタは真っ暗の中、手だけをむき出しでいる。
そのむき出しの手の甲、
むき出しの手のひらを、泳がして、
先ほど吊るした糸を探して欲しい。
糸に触れたら、声を出して欲しい。
「あった」
先に答えを言おう。
アナタが見つけられた部分は、手のひらではない。
<手の甲>だ。
手の甲の敏感さに、驚くのだ。
この結果を知った上で、
さらに先ほどの実験の糸にチャレンジしてみよう。
すると、はっきりわかる。
赤ちゃんに、
そぉ~っと触るべく差し伸べた<手のひら>よりも、
手の甲の方が、敏感な事実が・・・
「あのぉ~電気消さずに、目をつぶってでもいいですか?」
いいですいいです。
冒頭の反対から見た富士山