「あ~んなモノぁ、当りゃしねぇヨ!」
天気予報は当らないってんで、
はらイタの薬だと揶揄される時代があった。
当らない代表格が、天気予報の時代があった。
当らないという気持ちでは、宝くじを上回っていた。
ところが・・
今、アナタはどのくらい天気予報に頼ってます?
テレビで、キャスターが解説する予報に頼ってます?
冒頭のセリフを喋る自信がある?
「あ~んなモノぁ、当りゃしねぇヨ!」
科学がどんどん進化しているのだが、
わが国では、天気予報が飛躍的に進化している。
理由は簡単。
四季折々の気圧配置が、極端な国だからこその進化だ。
そいつを、携帯に送ってくるってえんだから、
アウトドアにいる人間にとっては、
魔法を手に入れたと言ってもいい。
「傘、持って行きな」
青空の朝、予言とも言える言葉を、のたまう。
「あと、30分で雨降り出すヨ」
全く雲のない街中で、信じがたいセリフを吐く。
ウインドサーファーにとっては、
随分前から分かっていた事柄が、
科学的に立証され始めた。
「あと、一時間半後に、風速が7mに上がるゾ」
「で、二時間後には、9mにあがり、30分で、
4mに下がるけどネ」