九州には、様々な個性的な列車が走っている。
今回乗車したのは、
《指宿の
たまて箱号》
竜宮城に行こうじゃないか・・というコンセプトらしい。
駅に着くたびに、列車の上部から、白い蒸気が出る。
たまて箱を開けたら出た、煙りらしい。
なにより、この列車は、
世界でも類を見ないデザインをしている。
正面から見て、列車の右側と左側が、色分けされている。
<白と黒> に。
こんな配色の列車は、世界的にも、見た事がない。
なぜ、断言できるかって?
私が「見た事がない」と言っているのだから、
たぶん間違いない。
この列車が走っているところを海側から眺めると、
真っ白に見える。
山側から眺めると、
真っ黒に見える。
住んでいる住人によっては、
白い列車、あるいは
黒い列車が来たと思い込んでいるのだ。
終点の指宿に着くと、乙姫様と、亀の駅長が迎えてくれる。
おまけに、こんなパンフレットが置かれてあった。