ゴールデン企画と題して、上の写真に題名を付けて貰った。
様々な応募があり、非常に楽しませてくれた。
ありがとアンス。
後日表彰しますと言ったものの、
ただただ楽しむのが正しいと考えを改めた。
しかし、題名を付けるという課題は面白い。
情報を極端に少なくするほど、皆さんの想像力がたくましくなる。
ことに、このコーナーのお馬鹿さ加減を、
よく知っている方が多いことに驚かされる。
では、個人的に少しだけ、語ろう。
《にゃんこにゃんこ》さんはこう名付けた。
「
鉛色」
非常に、直観力にすぐれた方なのだろう。
この写真を、色彩的に、とらえた。
言われてみれば、見事な鉛色である。
カラー写真であるにも拘わらず、トーンが鉛色をしている。
情緒的にも、鉛色をしている。
グレーでもなく、灰色でもなく、鉛色と題したセンスに脱帽。
「
パラダイスはどこだ」 《たけのこ》
「
いまにみていろ」 《ときめきメモリアル》
この二つは、同じ方向をみている。
未来を信じている温かみを感じる。
やはり、漂流しているイメージは強いようだ。
「
漂流初日」 《izumin》
「
二人青年漂流記」 《じょにぃ》
「
流れ流れて 落ち行く先は」 《おたまじゃくし》
むしろ、漂流させたいと願っている題名である。
このまま、漂流してくれたら、
どんなドラマが待っているのだろうかと、
想像を膨らませるアナタがいる。
だから、こんな題名に発展する。
「
果てしなく広い海、今は二人きりだ」 《いっき》
もっと具体的に発展する。
「
ねぇ駆け落ちした事こうかいしてない?」《おったかさん》
おいおい、リチャードとアリさん、
駆け落ちになっちゃったよ。
そう、写真の二人を紹介しよう。
ウインドサーファーの、通称リチャードとアリさんである。
イシマルによって、無理やり船に乗せられ、
アカモク(海藻)狩りをやらされた犠牲者である。
二人は、撮られた事すら知らない。
まさか、みんなの題名遊びにさらされているとは、
知るよしもない。
よって、わたくし個人的には、
《ひぐらし》さんのこの題名が気に入っている。
「ふむ」と「ふへぇ~」