「おお、アレはなんだ?」
竹富島の中央あたりに、高台があった。
そこに、さらに高く登れる塔があった。
登ってもかまわないらしい。
ただし、注意書きが、私達を脅している。 《階段は急なので登り降りは
くれぐれもご注意下さい。
怪我は自己責任です》 いいですねえ・・
自己責任ですか。
では、責任もって登りましょう。
ん・・?階段が狭い。 左右の巾も狭いが、前後が狭い。
一段に、足の長さの半分も乗らない。
なのに、一歩の高さが高い。
ヨイショ!
コンクリの手すりを頼りに、身体を持ち上げる。
ヨイショ!
さして段数はないのに、てっぺんまで時間がかかる。
普段クライミングにおいて、崖でさえ、
スイスイ登っている私がてこずっている。
こ、こんな階段は初めてだ。
やがて登り付いた頂上からの見晴らしは良かった。
竹富島の町なりが、俯瞰できる。
町案内の写真で、俯瞰写真があったら、
ここから撮影したものだと、理解できる。
眺めは良かったなどと言っている所までは良かった。
問題は 下りだ。 階段巾、10センチほどしかない段を、降りるのだ。
一段の高さはゆうに40センチほどもある。
忍者屋敷の階段だって、もっとユルかったゾ。
これを階段と呼んでいいのか!
責任者でてこい!
しまった・・責任は、自己だった。
by ishimaru_ken
| 2012-05-26 06:10
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