私は、この残り500キロに耐えられるだろうか?
車の走行距離が、77277であると告げている。
すなわち、あと500キロ、アンタが運転すると、
77777になるけんネと予告している。
私の杞憂は、
その瞬間が見られるだろうかという心配だ。
「そんな瞬間見ようが見まいがどうでもいいじゃん!」
という意見は、尊重したくない。
さて、
その瞬間とは、
《人が生きているタイマーがカチっと合った時間》
なのかもしれない。
時間=私の生きている長さを表しているのかもしれない。
その長さが、たまたま77777なのだ。
たまたまに、感激して何が悪いってんだ!
たまたまに、期待して何が悪いってんだ!
77777にメーターが揃った瞬間に、
車の運転席で拍手をしている私を、
恥ずかしいと思うことなかれ。
ただし、その瞬間を知るパーセンテージが、
私の場合、極端に小さい。
5桁の数字が揃ったのを見たためしが殆んどない。
常に、数キロ、見忘れている。
《22222キロ》
《99999》
私は、日本人が大好きな77777の数字が揃う瞬間を、
見る事が出来るのだろうか?
「ケッくだらない!」と唾を吐き捨てた方は、
床に落ちた唾をゾウキンで拭きながら、
どうぞ、崇高なテーマにアナタを導いて頂きたい。
崇高とは相容れない、
私たちのテーマとソデを分かちながら・・