《レーシック》
眼科の手術である。
近眼の矯正手術で、格段の視力を獲得できる。
実は、レーシックの手術前と手術後とで、
ある発見があるらしい。
<自分の顔を始めて知る>
これまでは、メガネをかけて鏡を覗いていたので、
本当の素顔を知らないのだ。
コンタクトレンズでも、さほどの視力を得られていないので、
本来の顔を知らなかった。
そこで、レーシックによって、
1.5などという素晴らしい視力を獲得する。
するとどうだ?
ある意味、
初めて自分の顔と対面するのである。
「こんにちは」
鏡の前で、
自分が思っていた自分と違う事に、気づく。
「え~サッパリした顔じゃ~ん、もっと濃い顔だったのにぃ」
ずうずうしい意見を述べる輩もいる。
「私、スェーデン人みたいに彫りが深いと思ってたぁ」
いけずうずうしいとは、この事だ。
いい大人になって、自分の顔を知るというのは、
かなりの驚きがあると同時に、
ガッカリだの、残念だの、凄いだのが、
入り混じっているようだ。
ま、目が良い私は、ガッカリだの、残念だのには、
慣れてしまっているから、気にもせんけどネ。
「ベ、ベッカムと似てないじゃ~ん!」
淡路島