この写真に写っている木の枝を見てほしい。
真横にビヨ~~ンと伸びている。
さして幹の太い木ではない。
だのに、枝は随分とかなたまで伸びている。
10数メートルはあろうか・・
しかも真横に・・
どうやって、こんな事になったのだろう?
それは、ある環境が作用している事がわかる。
この周りには、松の木が生えている。
しかも、この木のすぐ横に、大きな松があるのだ。
50cmと離れていない。
その松の為に、日照が遮られている。
よって、光合成で飯を食っているこの木としては、
松の影響の外側まで、枝を伸ばさざるをえなかった。
つまり、オギャと生まれた時にすでに、
大きな存在の真横だったのだ。
艱難の歴史があったのだ。
《環境は、己を鍛える》
枝といっても、私の二の腕ほどの太さだ。
そんな腕が、10数メートルも水平を保持している。
よくよく眺めると、
そんな腕が数本伸びているではないか!
艱難の歴史は、ずっと深刻だったに違いない。
そして今や、
隣の松を追いこさんばかりの隆盛を誇っている。
いつか、 この木何の木、気になる木になるだろう。
by ishimaru_ken
| 2012-09-23 05:23
| 謙の発見!
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