昨日の鹿の写真ねえ・・
そうなんだなあ、又雪山に登ってるんだなあ。
「いい加減にしなさい!」
叱られそうだが、火がついたものはしょうがないんだなあ。
夏の山と雪の山は、登山的にどう違うと思う?
夏の登山は、登りより、下りが大変だ。
下りさえなかったら、
次の日、節々が痛んで、歩けないなんてことがない。
人間の身体が、下るように造られていないセイなのだが、
それほど、ヒザや腰に負担をかける。
「無理をしないように・・どうせ聞きゃしないでしょうけど」
整形外科医の大畠先生も、あきらめている。
そこへいくと、
雪山は、医学的に申せば、ヒザにやさしい。
特に、下山の時、ヒザへの負担が、極端に減る。
フカフカの絨毯の道を下っている感覚になる。
したがって、お年を召されると、
なぜか、雪山志向にはしる輩がでてくる。
夏山より、はるかに危険度は増すのだが、
ヒザのヒヤルロン酸の減り具合が気になって、気になって、
つい、雪道を歩きたくなる。
「いいかもしれないですね」
大畠先生に褒められそうな気もする。
ここで、目を海に転じてみよう。
ウインドサーフィンとは、
波の中を高速で走りぬけるスポーツだ。
当然、波は、洗濯板のように、次々に現れる。
道具にサスペンションは無い。
自分のヒザがサスペンションだ。
コレ又、ヒヤルロン酸が気になる。
一日中、強風の波の上を疾走していると、
夏山から、降りて来た登山者のようなヒザができあがる。
じゃあ、お年を召した方はどうしたらいい?
《風は強いが、波が発生しにくい水面に行けばよい》
ここで、登場するのが、真夏の本栖湖(もとすこ)だ。
風は、10mを超えて吹き付ける。
だのに、さざ波しか立たない。
ここに、
真冬の雪山と、
真夏の本栖湖の接点が見つかった。
二つを繋いだ御機嫌取りは、ヒヤルロン酸だったのだ。