<断食 7日目>
体重(スタートから)
5、1キロ減
昨日の事だ。
ふと、
頭が冴えてきた。
鼻がス~ッととおる感覚と云えばいいか・・
食事は、ある意味どうでもよくなった。
「このまま、生涯食べなかったら・・?」
危険な考えまで浮かんでしまった。
軽い運動はしている。
2日目;ウインドサーフィン
3日目;シュノーケリング
4日目;ウインドサーフィン
5日目;シュノーケリング
食べなくてよくもまあ動けるものだと、
我ながら感心するのだが、この状態は正しいらしい、
と思っていた。
《ランナーズハイ》
という言葉を知ってるよネ。
マラソンランナーが、レース中、苦しさがフッっと軽くなり、
どこまでも走れるような気分になる事を云う。
そこで、断食にもマネっこの言葉がある。
《断食ハイ》
断食中に、急に苦しさから開放され、
生涯食べなくても平気な気持ちになる現象だ。
(うん、そう思った)
この状態は、断食的には正常であるが、
人間としては、おかしな感覚なのだ。
マラソンだって、レース最後まで、
ランナーズハイは続かない。
っとここで、飛び火情報を。
洞窟探検家の吉田勝次さんが、私の断食の話を聞きつけ、
一日遅れで、断食に入っている。
断食しながら、洞窟に潜っている。
それって、危険じゃないですか?
どこまで飢餓に耐えられるかの実験だって?
探検家のやることは、どうも突拍子もない。
連れションまがいで、断食にチャレンジするとは、
どういうお方じゃ!
突然!
ソレは、昨日の夕方だった。
めまいが始まった。
立ちくらみではない。
座っていても、歩いていても、フラフラしている。
軽い冷や汗と、寒気が交互にやってくる。
やばい・・
潮時だな。
体温と脈拍と、血圧は安定している。
しかし、何か異変がおこっている。
よし、止めよう!
6日間、146時間で、断食を終えた。
終えたと宣言したが、ここからが大変だ。
すぐに栄養補給など出来ない。
夕方、まず重湯を飲んだ。
さて、本日はどうするか?
<いましめの一句>
いつまでも
続くと思うな
断食ハイ