断食中に、血圧をこまめに測った。
以前頂いた血圧計は、電池で動く簡単なヤツだ。
仕組みは、
二の腕に巻きつけ、スイッチを入れると、
ブイィィィ~~ン
腕が締め付けられてゆく。
やがて、締め付けの頂点に達し、徐々に解除されてゆく。
ところが、その頂点に達する前に、爆裂がおこる。
この血圧計は、巻きつけ部分が、マジックテープで、
「ジッっ」と、止まっている。
ブイィィィ~~ン
圧力がかかってくるのだが、
まさに頂点に達しようとしたその瞬間、
バリッ!
マジックテープが剥がれるのだ。
テープの嚙む力が、二の腕の筋肉を押さえ切れなかったのだ。
「勝ったナ!」
思わず、声に出す。
何に勝ったのか?良く分からないのだが、
「勝ったナ!」
血圧計に向かって発する。
この勝ったナの発言は、3回の検査に1回くらい発している。
これじゃあ、真面目に血圧が測れないってんで、
昨日、新しく、ニューモデルを買ってきた。
新品は、穴に腕を突っ込む仕掛けだ。
早速、試してみた。
ブイィィ~~ン
ふむ、はじけ跳ぶものが、何も無い。
安心して使える。
ん・・まてよ?
血圧計って、
腕の太い人はどうしているのだろう?
人より太いというレベルではなく、
とんでもなく太い・・例えば、
ボブサップは、どうやって血圧を測っているのだろう?
市販の血圧計は絶対無理だ。
病院で、ナースが測ってくれる、プシュプシュ式だって、
巻きつけるキレは、そんなに長くないゾ。
ボブサップの二の腕は、周囲70センチはあると思う。
そうか、もしかしたら・・
今、よろしくない事が閃いたのだが、
ボブに失礼かもしれないので、語るのをやめようと思う。
こういえば、たぶんアナタも想像がつくと思いますです。
象の血圧って動物園では、おそらく測っているよナ。
象専用血圧計がきっとあるんだろうナ。
それをお借りして・・
いや、失礼!