断食中に、びっくりした事がある。
「え~、まあだ、断食を引き摺ってるんですかぁ~?」
そ、そう言わずに、聞いてくれる?
断食3日目に、
指先をカマでスパっと切った。
大した怪我ではなかった。
血はすぐに止まった。
バンソコを貼っておいた。
ところが・・・
その
傷口がいつまで経ってもふさがらない。
パクッと開いたままだ。
なぜだろうか?
って、その前に、「カマで切った」っておかしくない?
なぜ、カマがここで登場するの?
と誰もが思う。
いいんです。
私は、カマを扱う人なのだ。
カマで、草を刈り、カマで雑草を刈り・・カマでぇ・・あれ?
そう、雑草を刈っていた。
そんで、小指を切った。
その傷口がふさがらない?
なぜか?
「
タンパク質が、入荷できない」
身体の物質を造るべく工場があるとする。
その工場に、タンパク質が一切入荷してこない。
その状態が、断食だ。
たかが、指先であるが、皮膚を再生するには、
タンパク質が要る。
そいつの供給を断たれた場合、
指先は、全く仕事をしなくなった。
修繕という仕事を放棄してしまった。
結果、傷口がパックリ開いたまま、廃墟のように、
捨ておかれる。
このパックリ状態は、断食を終えるまで続いた。
そして、断食を終え、
体内にタンパク質(豆腐、肉類)が入ってきた途端、
手のひらを返したかのように、傷はふさがったのである。
「部品入荷、仕事はじめぇ~!」
指先工場は、再開したのだ。
肉体化学実験としては、見事な結果をさらしてくれた。
今後、断食にチャレンジされるアナタに、お勧めいたす。
3日目過ぎたら、ちょびっと切り傷してみな。
アナタの
人間としての露骨な再生力に、感動するかもヨ!