《ジャンダルム》
この響きをいかんとす!
登山家は、この言葉を聞いただけで、
百歩跳びのくと言われている。
ジャンダルム。
40年ほど前、この言葉を知った。
高峰のピークの直前にある、どでかい岩稜を指す。
日本では、例えば、穂高岳。
その奥穂高岳から、西穂高岳に向かう、稜線のルート上に、
その岩峰がある。
子供に表現させれば、「超でかいコブ」だ。
大人が言えば、「近寄りがたい岩場」
正しい大人に言わせれば、
「決して近寄ってはならない禁断のコース」
20才のイシマルには、禁断のコースだった。
そこで、40年経た今、何を思ったか・・
ついにジャンダルム挑戦!
奥穂高岳から西穂高岳に向かうコースは、
一般山岳コースではない。
エキスパートオンリーである。
言い換えれば、ちょいと山をかじった人が来たら、
落ちて、死ぬけんネ!
脅されているコースである。
日本で、脅され系のコースの筆頭が、このコースだ。
<ジャンダルム>
映画の表題の脅し系に、近い響きがある。
例えば、
<サンクタム>・・洞窟映画だ。
<ゾンゲリア>・・ホラー系
日本にあまたあるの山の中で、
名前で脅し、力量で脅している究極のツワモノだ。
葬式と密接に関わっている岩峰と言えるかもしれない。
では、行ってきまあ~す!