NHKの気象情報を見ている。
天気図が、映し出されている。
ふむ、晴天が続くらしい。
日本列島を中心に、中国大陸や、樺太、アリューシャン列島、
台湾も表現してある。
「まあ、
大ざっぱな略図だネ」
人は言う。
ところが、よお~く見てみると、
小さな島まで、丁寧に書きこんでいるのが分かる。
例えば、粟島(あわしま)をご存じだろうか?
新潟の佐渡の北東にある、周囲20キロの小さな島だ。
ちゃんと明記されている。
例えば、私がスピードチャレンジをしているポンフー島。
台湾の西側に、ちょこんと点のように、記されている。
そうやって、眺めていると、
大ざっぱどころか、実に
正確に、几帳面に、微細な島々まで、
描き込んであるではないか!
そりゃそうだろう。
その島に住む人々にとっての天気予報なのである。
自分の場所を示して貰わないと、天気がよめない。
ある意味、離島好きの方にとって、この天気予報の地図は、
楽しくてたまらない一瞬をもたらしてくれる。
「おお~あの島まで明記してあるじゃないか」
「わあ~点に近いけど、あったあった!」
「このシミが、まさか島だとは、殆どの人は気付かないだろナ」
今夜、19時前の、NHK気象予報を見てごらんなさい。
驚くほどの島を発見するでしょう。
そして、その小さなゴマのような点に行きたくなったら、
アナタは、すでに離島マニアの仲間入りだ!