《落石注意》
さて、この交通標語をどう捉えていますか?
「どうやって、石が落ちてくんの注意すんだヨ!」
落石注意の看板を見るだびに、うなる友人もいる。
「注意しながらゆっくり走っていたら、よけい危ないじゃないか!」
怒り出す友人もいる。
ふむ、では、私なりの解釈だ。
きっと彼らは勘違いしている。
あの看板は、
《
落ちてくる石に注意しろ》と言っているのではない。
《
落ちている石に注意しろ》と言っている。
すでに、落ちている石がありますヨ。
そいつに突っ込まないでネ。
タイヤが踏むと、ひっくり返りますヨ。
まあ、5%ほどは、落ちてくる石にも注意だが、
おおむね、過去に落石した石を指していると思われる。
実際、険しい山中を車で走っていると、
頭ほどもある石が、ゴロゴロ落ちている事がある。
ぶつかれば、車は壊れるし、
乗り上げれば、横転するかもしれない。
つまり、ボンヤリしていてはいけないのである。
常に、
落石に注意していなければ・・
そういう山の中では、こんな看板も。
《路肩注意》
そういえば、つい最近、怖い路肩が・・
その話は明日・・
落下注意!