《ばんえい競馬》
見た事がありますか?
賭けた事がありますか?
今現在、北海道には、ばんえい競馬場はたった一つしかない。
帯広市内にある。
1トンを超えるガタイの良いバンバが、
重いソリを曳いて戦う競技だ。
良く見る競馬のように騎手は、馬の背に乗らない。
ソリの上から、馬のケツをムチで叩いている。
そのおケツがとんでもなくデカイ。
あんなムチ程度、へでもなさそうだ。
バンバを近くで見ると、あまりの大きさの迫力に圧倒される。
恐らく、私が見た陸上動物の中では、象の次にデカイ。
(キリンは、首が長いだけなので、外しておく)
ところで、《ばんえい》とは何だと思う?
ばんえいを漢字に直すと、
《挽》く 《曳》く、となる。
ばん えい
その昔、ばんえい競馬の始まりは、
馬と馬が、後ろ向きに綱引きをしていたのである。
挽いて、曳いて、どちらが強いか競ったのだ。
で、私は賭けたかって?
もちろん、ちょびっと勝負しましたサ。
結果、大興奮するだけして、その興奮の見返りは、
楽しい思い出として返してもらったサ。