昨日、ばんえい競馬の話をした。
実は、その厩舎におじゃまさせて貰ったのだ。
馬の世話をする人と、騎士たちが、家族と共に、
競馬場の脇の広い場所で、馬と一緒に住んでいる。
そこで、面白い動物をみかけた。
屋根の上で、犬が吼えている。(冒頭写真)
下では、馬の足に蹄鉄を打っている。
自分で屋根に登ったというより、登らされた感がある。
ドスンドスン・・
1トンを、超える巨体を揺すって動き回るバンバ馬。
競馬の馬は、まだ年が若く、感情が敏感に上下する。
ちっこい犬やらが、下のほうで、キャンキャン吼えた日には、
蹴り殺しかねない。
踏み潰してもおかしくない。
そこで、屋根の上に、避難させられていると思える。
キャンキャン、屋根の上で吼えている。
降ろしてくれと、吼えている。
ダメだネ。
アンタは吼えるから、上げられたんだかんネ。
猫のように、静かにしてれば、上げられなかったけんネ。
そして、馬券を買う場所で、こんなモノ見つけた。
《鉛筆削り》
馬券を買う時に、手を突っ込む穴の
向こう側に置いてある。
ふむ、鉛筆削りを、
こちら側に置いておくと、
コレ幸いと、
持っていってしまう不埒な輩がいるらしい。
削りカスを見ると、赤かった。
そう、競馬場で使う鉛筆とは、おおむね
赤鉛筆なのだ。
赤鉛筆を耳に挟み、競馬新聞を小さく畳んで、
背を丸めているのが、
正しい競馬場での過ごし方であるような・・