<日焼け止め>は夏に塗るものだと、思ってないだろうか?
もちろん、夏に盛んに塗る。
しかし、本当に塗るべき季節は、その後のスリーシーズンだ。
暑い夏には、ほっておいても誰でも、日焼け止めを塗る。
塗ろうと努力する。
しかし、春や秋には、塗り損ねる。
それどころか、冬に懸命に塗りたくるヒトはあまりいない。
塗りたくるヒト、イシマルが、
本日、日焼け止めの塗り方の極意を教えよう。
アナタは、日焼け止めクリームのチューブを手にとり、
どうしますか?
「普通に、手の指に、ブチュッと出します」
はい、それダメです。
指に出すのはダメです。
出す場所は、<
手の甲>です。
例えば、
左手の甲に、ブチュッと出したら、
そのクリームを、
顔の右側に塗っていく。
はい、やってみよう。
左手の甲に塗って、顔の右側半分にヌリヌリする。
耳の裏まで塗ってゆく。
終わったら、反対側を同じようにやってゆく。
そのヌリヌリするサマは、アレに似ている。
猫が顔をスリスリするサマである。
ナ~ゴナ~ゴ
顔全体に、日焼け止めをナ~ゴしてゆく。
さて、さっきから私は、このスリスリの利点を述べなかった。
では、なぜ、猫のマネまでしてこの行為をするのだろうか?
利点は、簡単である。
《手の平を、一切汚さずに日焼け止めを塗れる》
日焼け止めの欠点は、クリームのネチョネチョ感だ。
手の平に付着したネチョが、
アナタが握っているラケットだの、
ブームだの、ストックだの、
握る系の棒を滑らす。
その上、衣服に色をつけ、車のドアを汚す。
あちこちにアナタの指紋を付着させ、
アナタが犯罪者になるのを防いでいる。
手の平側は、いつもキレイでありたい。
この願望をかなえる為に、日焼け止めは、手の甲で塗ろう!
はい、返事は?
「ナ~ゴ」
香村プロ