想像力のテストだ。
宇宙には、銀河系と言われる星たちの大集団がある。
我々の銀河もそのひとつ。
そして、200万光年離れたところにある<アンドロメダ銀河>
その両方、同じ規模の銀河に、
一千億個の恒星(太陽)があると言われている。
その恒星には、地球のような惑星、
さらには、月のような衛星が付属している。
さあ、そこで、想像力テストだ。
その二つの銀河は遠い将来、
ぶつかるらしい。
ぶつかるという事は、千億と千億の星が、
至近距離を通り過ぎるという意味だ。
キリキリと回転する渦巻状の銀河と
同じくキリキリと回る渦巻き状の銀河が、
ぶつかる!
回転する草刈機と、同じく回転する草刈機が、
激突するさまを、想像していただこう。
(なぜか、たとえに、草刈機がでてくる)
では、アナタに問いたい。
星たちはぶつかりますか?
地球は、向こうの銀河の、
とある星とぶつかりますか?
ぶつかると思いますか?
ぶつかると思うなら、その状態を想像できますか?
ぶつからないと思うなら、その状態を想像できますか?
アナタに問うていながら、私には、想像できない。
何年も前から、とてつもない広い空間を想像しているのだが、
私の中の<とてつもなさ>は、限界が小さい。
銀河と銀河がぶつかっているのに、
星たちが素通りしていくサマを、想像できない。
想像できる方が仰るには、
一千億以上の星があるにも拘わらず、
ぜ~んぜん、
ぶつからないんだって!
そのくらい、宇宙という空間は、広いんだって!
フルムーン