今年も、恒例の《バタヤンの休暇》だ。
バタヤンとは、このコーナーでご存知のデザイナーだ。
大阪弁を操るふにゃふにゃした風体をしているので、
誰も、彼が、世界的なデザイナーであると気付いてくれない。
そういう私も、気付いていても、忘れてしまう。
そのバタヤンが、南の島にやってくると、
毎年、不思議な行動をさらしてくれる。
恒例の、餅つきにおける食事風景だ。
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過去ログ参照 (見なくてもいいです)
《バタヤンの休暇》 2010;1月14日
最初の年は、ただただ餅を喰らい、枡酒をあおっていた。
《バタヤンの休暇②》 2012;1月11日
一昨年は、餅つきを眺めながら、餅を頬張り、
日本酒を枡で呑んでいた。
《バタヤンの休暇③》 2013;1月13日
昨年は、何か思うところがあったのか、海を見つめ続けていた。
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そして、今年はどうだろうか?
早速、ごらんいただこう。
ヤンキー座りである。
枡酒は、コンクリーの地面に置いている。
餅は、あんこ餅。なかなか箸がすすまない。
理由は、話しに夢中なのだ。
今年は、仲間の真ん中に座り込んでいる。
いったん一つの事に集中すると、
自分の姿勢を忘れてしまうらしいバタヤン。
餅を箸で掴んだはいいものの、話に夢中になり、
餅が空中に浮いたままになっている。
猫が、毛づくろいをしている最中に、呼びかけると、
足を空中高く上げたまま、しばらくジッとしている様に似ている。
それにしても、ヤンキー座りは、疲れるハズである。
しかも、食事には向いていない。
酒にも向いていない。
周りには、座れる階段も、芝もあるゾ。
それより・・
「お~い、餅を早く口に放り込んでくれ~!」
「おっ、食った!」