恒例好きがいる。
なんでも恒例にしたがる。
<年末恒例>
<週末恒例>
<バタヤン恒例>
恒例と付ければ、皆がとびつくと信じている。
デパートの商戦と変わらない発想だ。
それでも、何年もやった上で、
「恒例」とラッパを鳴らしているならまだわかる。
それを、初めてやり始めたにも拘わらず、
「恒例」とほざくのはいかがなものか?
と云う疑問がわく。
しかし、私のこのコーナーの「恒例」は、
初回から「恒例」と言い切っている。
初めて見た人には、バレないと踏んでいるからだ。
「おや、恒例らしいゾ、どんなだろう?」
ひっかかる方は必ずいる。
「又、イシマルのお馬鹿が何か始めたゾ」
懸命な方でも、ひっかかるかもしれない。
確かに我々は、「恒例」に弱い。
パーティの最中、帰りたいとモジモジしている時に、
「さあ、恒例の、○○の時間です!」
司会者の声に、機敏に反応してしまう。
○○を見逃したら、後悔しそうな気がするのである。
昨年の暮れから始まった《週末恒例 県別写真》
都道府県が47あるので、ほぼ一年続きそうである。
北海道から沖縄に向かっているので、名古屋あたりで、
威張って、「恒例」と呼んでいいかもしれない。
ん・・?
名古屋は県名じゃないじゃないか!
馬脚はこうやって、あらわれる。